こんにちはtakeです。
今回は糖質制限について自分なりの考えをまとめていきたいと思います。
そもそも糖質制限はアトキンスダイエットまたはケトジェニックダイエットとしてアメリカがスタートなのかなと思います。そこから日本でもライザップなどで取り入れられてきたのが主流なのではないでしょうか。
各種栄養の学会でも取り上げられるようになってきてかれこれ10年ぐらいになります。
今までの食事ダイエットの方法はトータルのカロリーを下げるという方法であったのに対して、人間のガソリンである炭水化物を抜き、そこから身体の脂肪を燃焼させようという当時では画期的な方法でインパクトがあったなと思います。何がすごいかと言うと短期間で結果をだせる(痩せる)というところですよね。当時管理栄養士さん達はこれを取り入れるべきかかなり悩んだと思います、自分もその一人でしたが。
しかし結論から言うとこの食事療法には弊害・デメリットがあってリバウンドしやすいというのがもう周知の事実になってきています。
自分が忘れられないのがある時の病態栄養学会でのディスカッション、糖質制限で有名な江部康二医師と疫学が専門の先生(お名前失念)との話し、江部医師は何年も自分自身も実践してやってきていて健康そのもの問題ないと言い張るのに対して、疫学のエキスパートの先生は様々なデメリット(リバウンドや短期記憶の低下etc)を説明し結局は平行線で終了したバトルは今でも覚えています。
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自分も朝、昼炭水化物をぬくダイエットを1週間やってみましたが、朝から血糖があがらないので頭がぼーっとしたままであったのを記憶しています。しかし体重は3kgぐらい簡単に落ちたと思います、これには理由があるらしく身体の中の糖質には水がくっついているようで糖質をぬくとその分の水分が抜けるので最初の2~3kgは簡単に落ちるそうです。
ではこれから我々管理栄養士はこれらの食事療法を真っ向から否定していいのいいのでしょうか。
今自分の中で取り入れているのは炭水化物をゼロにするのではなく少量の炭水化物までに落としてダイエットする方法、これはやってもいいのではないかなと思っています(糖尿病でインスリン注射や薬を服用している人は違いますが)。我々が大事なのは「知っていること」であり、たくさんの知識を持って患者様にベストな方法お伝えできること、また間違った情報に対しては理由を持って「間違っている」と言えること、これが国家資格の免許をもっている管理栄養士の使命なのではないでしょうか。
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ではでは
take
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