株をする管理栄養士

病院で働く管理栄養士がたまに株をするとどうなるか

基本だからこそ難しい食事制限の指導ポイント

こんにちはtakeです。

今回は糖尿病などの指導で必要な食事制限の栄養指導について書いていきたいと思います。

 

みなさん食事制限のときの指導ってどうされているのでしょうか?

 

糖尿病の交換表で単位計算。

それとも食べているものを聞いて「これ減らしてください」というやり方。

はたまたこちらから食事献立を提示してこんな風に食べてください。

 

などなど管理栄養士さんの数だけ栄養指導のやり方がありますよね。

何が正解というわけではないですが、「自分はこうやっている」の書かせていただきます。

 

自分の食事制限の指導は基本「聞く」ところから始まります、

生活背景(家族の有無等)

食事習慣(自炊の有無、おやつの有無、嗜好等)

などを聞いてから、1日の食事パターンを聞きます。そこから下の自作のリーフレットとHABAさんの交換表のリーフレットを使って説明にかかります。説明の内容はできるだけ簡潔にするよう心がけていますが、あくまで自分流ですがポイントを説明すると

 

 

・ご飯、パン、めん類、いも類はご飯の仲間なので重ねてたべない。

 

・果物は1種類まで

 

・魚、肉、卵、豆腐は1人前まで

 Q:「1人前ってどれくらい?」、A:「メインに1品、小鉢に少し程度ですよ」

 

・牛乳は1日1杯まで

 

・揚げ物は週に1回まで

 

・野菜はできるだけたくさん食べる

 

といった指導をします。

 



よく患者さんから

「カロリー計算しなくて大丈夫なの?」

と聞かれることが多いですが

「今いったことを守ってもらえれば多少の上がり下がりはあるかもしれませんが、大きくオーバーすることはないですよ」

とお話しさせてもらっています。

 

あと、食生活がメチャクチャな人の場合はやらなければいけないことがたくさん出てきてしまい途方に暮れる方が多いのですが、そこで「持って帰る宿題はひとつでいいですよ」と言ってあげて安心してもらう感じです。

 

その他によく聞かれる質問として

 

Q:「野菜ジュースは飲んでもいいですか?」

に対して自分個人の見解として

A:「野菜汁100%ならいいですよ、50%などは果物が入っているので気を付けた方がいいですよ」

とお答えしています。

 

Q:「お酒は飲んでもいいですか」

A:「お酒はお医者さんの判断になりますので先生に確認してくださいね」

 

Q:「●●というのが最近新聞(TV)で良いと聞くのですが試してもいいですか?」

A(その1)「●●はまだ学会の中では認めてられていない研究で管理栄養士として患者さんにはまだおすすめできないレベルかなと思います。」

A(その2)「●●はまだネズミでの実験での効果でしか認められていないレベルなのでまだまだ人間に効果があるとは言えないと思いますよ」

 

上の3つがよく聞かれる質問かなと思って書いてみました。

みなさまの何かの参考になればうれしいです。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ご質問等ありましたら下の「お問い合わせ」までお気軽にどうぞ。

 

ではでは

 

take

 

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