こんにちはtakeです。
今回は自分のキャリアの続き3回目を書きたいと思います。
前回も上げさせいただきましたが、自分が勉強した診療科は
・呼吸器内科、外科(結核、がん含む)
・整形外科
・神経内科(神経難病含む)
・小児科
・回復期
・療養型
・消化器内科・外科
・循環器内科
・内科(特定疾患も含む)
になります、20代前半はほぼ、呼吸器内科・外科、神経難病と闘い、20代後半から30代前半は脳神経外科、整形外科、回復期とのお付き合いでした。
脳神経外科での栄養管理といってもほとんどお医者さんにお任せ状態だった気がします、やはり「脳」を扱う部分なので栄養管理(経腸栄養)の管理も先生主体でたまに質問に答えるって感じでした。
逆に整形外科は結構介入していた記憶があります、整形外科の先生は面白いことに骨に集中しているので内蔵(栄養)の方は意外と興味が薄く、代わりに看護師さんが食事量とかに気を配っている感じでした。だから看護師さんとは仲良く栄養管理させていただいていました。
ただひとことで「栄養介入」といっても様々で、整形外科でいうと食欲不振からの補助食品の提供、腰椎の治療で寝たきりのため食事に串をさした「串刺し食」などの介入だったかなと思います。
あとこの時代に痛烈に覚えているのが委託の栄養士さん(管理はもっていない)です、年齢は同じぐらいでしたがすげー仕事ができる人で病棟に行く管理栄養士に厳しかったのを覚えています。補助食品等を提供してちゃんと食べているか、食べていなかったらどうするかの意見を聞かれかなり詰めらた記憶があります(笑)。
でもこの経験が現場(病棟)にいく大切さと提供してもらう側(調理場)とのコミュニケーションの大切さを知ったのかなと思います。自分達病棟に行く管理栄養士は調理場では見えない情報を伝え病棟をイメージしてもらうこと、伝えることの大切さを学んだかなと思います。
またこの時期、臨床研究も結構頑張っていてその研究が「満腹感の調整」の研究です。これは糖尿病、脂質異常、肥満の方を対象としていて、早食い傾向のあるこれらの方は病院の少ない食事では物足りないというところに目を付けた研究です。
介入方法としては食事の間(具体的にはご飯を半分食べた時点)で5分間休憩を入れてもらうことによって食べ終わったあとの満腹感に違いがでるのかという研究でした。結果としては5分間食事の間に休憩を入れてもらった方が食後の空腹感が軽減されたという結果が出てそれをもって発表しました。
個人的な見解としては食べた血糖値が頭に行くまでにいくらかの時間がかかる、早食いだと頭に糖分が行くまでに食べ終わってしまう、そこで食事に休憩を入れて時間稼ぎをすることで患者さんは食べた気分になるということなのかなと思っています。これは学会発表をしたあと小さな会社の冊子にもインタビューされた思い出のある研究でした。
以上で脳外科・整形外科編は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ではでは
take
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