こんにちはtakeです。
今回は栄養指導について書いていきたいと思います。
自分の栄養指導のキャリアは20年ですがいろいろあったなーとしみじみ思ってしまいます、でもその経験を経て今があるので感謝(?)しかないのかなと思います。
栄養指導って難しいですよね、その難しさを少しでも取り除けるように今回は書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
栄養指導で一番多いのはやっぱり糖尿病、生活習慣病、肥満といった食事コントロールがなのかなと思います、塩分制限も多いですよね。
栄養指導の第一声ってみなさん何でしょうか?
自分はまずは「問いかけ」です。
「先生に●●(病気)と言われてどう思いますか?」
または
「栄養指導を受けろと言われてどう思いますか?」
これで患者さんの今の立ち位置が分かります。
深刻にとらえている人、お気楽な人さまざまです。
あせってこちらから栄養指導を一方的に始めると視点(考え方)の食い違いが生じてうまくいかないことが多いです。
なので「患者さんがどう思ってここにいるか」を知るのが最初のステップなのかなと思います。
次に
「●●と言われてこれからどうしようと思います?」
と患者さんが今の時点でやろうと思っていることをさぐります。
これで患者さんの決意のレベルが測れます。
深刻に思っている人であればかなり重めの食事コントロールになると思います。
また、楽観的な人であれば適当であったりというのがわかります。
そこから自分の栄養指導の話をスタートさせるって感じが自分のパターンかなと思います。
結局、栄養指導の中身は同じことをしゃべることになると思うのですが、「患者さんの視点に合わせた味付けができること」が大事なのかなと思います。
また最初の雑談(アイスブレイク)の中で嗜好(好き嫌い)であったり、生活習慣(一人暮らし、子持ち、単身赴任etc)を拾い出してそれも栄養指導に組み込んでいく。
そうやっていくことによって言っていることは同じだけど患者さん一人ひとりのオーダーメイドな指導ができるのかなと思います。
あと資料媒体、今は本屋さんにたくさんの資料ありますよね、どれがいいか悩んでしまうくらいです。
そこで自分が使っている資料を数点紹介させていただきたいとお思います。
まずはHABAさんが無料で提供している「6つの食品グループと調味料」です。
これは紙一枚で患者さんにも提供できますしグループごとに簡単に説明しやすのかなと思います。ただし絶対に単位計算の説明はしない(ここポイント)。
あと女子栄養大学出版の「エネルギー早わかり」。
これのいいところは
・オールカラー
・感覚的にわかる
・美味しそう
に集約されますね。
*Twitter上では表紙は見えません、webに切り替えていただけると見えます。
またこれの姉妹本として「減塩早わかり」「腎臓病の食品早わかり」もわかりやすいので自分はもってます。
*Twitter上では表紙は見えません、webに切り替えていただけると見えます。
基本「6つの食品グループと調味料」で話しを終わらしてまだ市販品が知りたいというときに「早わかりシリーズ」を使うのが基本かなと思います。
以上で本当にポイントだけの説明になりましたが何かの参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
何かご質問等ありましたら下の「お問合せ」までお気軽にどうぞ。
ではでは
take
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