株をする管理栄養士

病院で働く管理栄養士がたまに株をするとどうなるか

「食べられない」に応えられる栄養士になろう、低栄養の食事指導の極意

こんにちはtakeです。

 

今回は低栄養・食欲不振の方の栄養指導について書いていきたいと思います。

ずいぶん前から栄養指導の病名に「低栄養」が加わったことによりAlbが低い人にも栄養指導をする機会が増えたのではないでしょうか。

 

自分自身も割とする機会が多く、特に外来の患者さんで「体重が落ちた」「食欲がない」と言った話しを聞いたお医者さんから依頼をいただくことがあります。また病棟でも特食病名がなくて食欲不振&低栄養の方に対して算定が取れるのは大きいですよね。

 

みなさんはどういった形でやっているのでしょうか、「聞き取りをして食べられるものを聞く」が大筋になるのかなと思いますが、食欲がない高齢者の方は何が食べたいか、食べられるかがわからない方が多いのではと思います。

 

そこで自分はリーフレットを作成しそれを軸にして話しを展開しています。

 

リーフレットの内容の結論から書くとたんぱく質を取りましょう」につきます。

それをいかに患者さんの身近な食材に置き換えられるかが勝負になるのではないでしょうか。

 

大事にしているのは「3食の食事でのとり方」「間食(おやつ)でも補給する」ということです。意外と患者さんはおやつを食べても良いということに気が付かなかったり、おやつにも体に良いもの(たんぱく質が豊富なもの)があるというのを知らない方が多いのでそれを説明しています。

 

食事の方では

高齢の方ではお粥と梅干しだけや、めん類だけですませている方も少なくはないので、魚、肉、卵、豆腐を追加してもらうことになります。特に豆腐、納豆、卵豆腐、茶碗蒸しは冷蔵庫に保存しやすいので買ってもらうようにお話ししています。ここで大事なのが「料理をしなくても食べられること」ですよね。しんどい時に料理はできないかなと思います、少し料理ができそうな方には「ゆで卵」を朝何個が茹でてもらっておやつに食べてもらうようにしています。

 

次に間食(おやつ)では

卵と牛乳でできている洋菓子を中心に食べてもらうようにしています。

和菓子はどうしてもお米でできている物が多いのでたんぱく質は少な目になりますよね。その点洋菓子の、シュークリーム、アイス、バームクーヘンなどはたんぱく質が豊富です、例外として小豆はたんぱく質が多いので食べてもらうようにしています。ここでよく言うのがスーパーで売っている「4~5個入りの小さなクリームパンやあんぱんがいいですよ」よく言っています、小さくてちょっとずつ食べるのに最適です。アイスも冷たくて喜ばれる方が多いです。

 

あとおまけとして既製の栄養補助飲料もおすすめすることもあります。

エンシュアであったり、ちょっと見つけにくいですがカロリーメイトゼリー。

「エンシュアは飲みにくい」と言う方には「牛乳で問題ないですよ」と言うと結構驚かれますのでおすすめです。「朝パンと一緒に飲んでるよ」と言う方には「朝、昼、夕、3回お茶替わりに飲みましょう」と言っています。

栄養補給



ざっくりとした説明にはなりますがポイントだけでも知っていただければと思います。

今回は以上です。

ご質問等ありましたら下の「お問い合わせ」までお気軽にどうぞ。

ではでは

 

take

 

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