こんにちはtakeです。
今回は厨房で生きていくための自分なりのポイントを上げていきたいと思います。
厨房での仕事は献立が基本になると思います、しかし献立を紙やパソコンの上で作り上げるだけでは上手くいきませんよね、献立を厨房に出して作ってもらうまでが一苦労だったりしませんか?自分も献立を立てていましたが調理師さんに怒られたり、「なぜできないんだぁ」と思って悔しい思いをしたことが多々ありました。
なので、もし若手の栄養士の方がこれを読んでいただいているのであれば絶対これだけはやっておこうというのを上げていきたいと思います。(やっている方は「当たり前じゃん」と思っていただければ結構です)
「食種ごとの使える食材一覧を作る」
病院の献立は多岐にわたります軟菜、糖尿、高血圧、腎臓、嚥下食等、献立を立てる上での「食種別の食材一覧表」これは作っておきましょう。転職していきなり献立をすることになったとき前の職場と使える食材が違うなどはざらにあります。
自分が参考にしていたのは中村丁次先生の「栄養食事療法必携」です、ちょっと古いのかもしれませんが間違ったことは書いていません、病院栄養士さんならまさしく「必携」ではないでしょうか。
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「アレルギー一覧表を作る」
次にアレルギー食材の一覧表は作る必要があるかと思います、食事箋にただ「青魚アレルギー」と簡単に送ってきますが、聞き取りにいったらただサバ寿司に1回あたっただけなんてよくある話しです。しかし、現実にアレルギーの方はいらっしゃいますのでアレルギーの場合はどの食材を抜くのか、またアレルギーでなくても「そのもの」は食べられない嗜好的な人や弱いアレルギーの方もいらっしゃいますのでその一覧表の作成は必須かなと思います。自分が活用していた本は「現場で使える食物アレルギー児のための指導マニュアル」です、アレルギーについては基礎から応用まで乗っていますのでご参考までに。
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「行事食など忙しい時は絶対手伝う」
ここからは気配りになってしまうのですが、直営の施設であれば忙しい行事食には盛り付けを手伝うのも大事なのかなと思います、行事食はいろいろアクシデントがつきものなので現場にいるのもアリかなと個人的には思っています。現場の人に「来てくれるんだ」と思ってもらうのは大事ですよね。
「厨房の人に頼まれた仕事はレスポンスを早くする」
厨房での物品の発注って意外と時間を取られますよね、あと修繕業務、自分は古い施設にも勤務していた経験があるので3年間でほぼ全部入れ替えた経験がありますが現場の人が困っていることには真摯に対応してあげましょう。病棟の業務をしながら厨房のことをするのはかなりマルチタスクの領域に入りますがここは管理栄養士の腕の見せどころかと思います。
「用事はないけどとりあえず行く」
ちょっとすきま時間があったら自分は調理場に顔を出すようにしています、朝の朝礼だけ参加してあとは病棟業務に専念するのはご法度、忙しいのは十分わかりますが現場の社員さん、パートさんとコミュニケーションは大事かなと思います。このポイントの積み重ねがいざというときの大事なお願いをするときに「効く」と思っています。「いつもお世話になっているからあの人の頼みは断れないよね」と思わせたら勝ちです。
以上で今回はおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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ではでは
take
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