こんにちはtakeです。
今回は患者さんのフィジカルアセスメントについて書いていきたいと思います。
みなさんは患者さんの身体の観察はやっていますでしょうか?
自分は病棟、外来、在宅で仕事をするときはできるだけ興味をもつようにしています。
知っている方は「そうだよね」、知らない方は「そうなんだ」と思っていただければと思って読んでいただければと思います。
気を付けているポイントは下の通りです。
・手の爪
・握力
・二の腕の太さ、筋肉量
・ふくらはぎの太さ、筋肉量
・浮腫の有無
・口内環境
・嚥下状態
ひとりの人に全部をやるわけではないですが場合によって分けている感じです。
「手の爪」
これは栄養状態の指標になると言われているところで、患者さんの爪を触ってみてガタガタは栄養が足りていない可能性があったり、反っていたら貧血気味だったりいろいろ情報がわかったりします。でもあくまで情報のひとつなので絶対と言うわけではないです。仮に自分に置き換えて仕事が忙しかったりしたときは爪が変になってたりしませんか?そういう目線で自分の爪を見るのも面白いかもしれません。
「握力」
爪を触ったあとに患者さんに握手してもらいましょう、「ぎゅっと握って」と言ってどれぐらい力があるかと言うのも結構大事です。身辺自立の指標になると自分では思っています、握力がないとコップも持てないし立ち上がりのきっかけのためにも握力は大事と考えています。
「二の腕の太さ、筋肉量」
いわゆる「上腕三頭筋皮下脂肪厚(TSF)」というやつですが、昔はキャリパーを使って計測もしていましたが、今思うのは「結局細かったらだめ」と単純に思っています。ここで大事なのは脂肪量、筋肉量がどれだけあるかだと思います。基準とかはないですがとにかくたくさんの高齢者の方を触りまくった経験が生きてくると思っています。
「ふくらはぎの太さ、筋肉量」
「下腿周囲長(CC)」ですがメジャーで測っていましがとにかく太さを知ることが一番の情報だと思います、基準うんぬんより「この細さで立てるのか」とか思ったり、「この細さで立てるけど一回アクシデントあったら寝たきりだな」とか思って触っております。
「浮腫の有無」
これは見ている方は多いのではないかと思いますが、低栄養、循環不良etcありとあらゆる指標になります。あと裸足だったら足の爪も見るようにしています。透析の人の足の爪はエグイことになりますので機会があったら絶対見るようにしています。
「口内環境」
口の乾燥状況だったり、よごれだったり高齢者の方は唾液が少なくなりますので口がすごく汚くなりやすいです。口の汚れから味覚が落ちて食欲不振になることもあるぐらい。お水をよく飲むように促したりしないといけないですよね。
「嚥下状態」
お昼ご飯の時に見回りに行くときはみなさんも絶対見ているはず、飲み込みのスピード、むせがないかなどなど、あと聴診器を使って嚥下音も聞くようにしています。嚥下音についてはDVD付きの参考書がたくさん出ています、自分は「嚥下の見える評価をしよう!頸部聴診法」見て勉強しました。なんでもいいと思います。嚥下音がきれいだったらOK、汚なかったり遅かったら要注意。
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これら以外でもう少し勉強したいと思う人はメディカ出版の「カラーイラストで見る ニュートリション・フィジカルアセスメント」かなと思います、メディカ出版は個人的にはとても好きな会社でかゆいところに手が届くマニアックな本が多かったりして好きです。みなさんご興味あれば買ってみてはいかがでしょうか。
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今回は以上です。
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ではでは
take
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