株をする管理栄養士

病院で働く管理栄養士がたまに株をするとどうなるか

病院栄養士がスポーツ栄養を勉強すると何が見える

こんにちはtakeです。

 

久しぶりの投稿になりますがお付き合いいただければと思います。

投稿がストップしたのは簡単「ネタがつきた」の一言です(笑)。

今回、また書いてみたいなと思う事ができましたので書いていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

今回は病院栄養士がスポーツ栄養を本気で勉強しそこで見えた景色について少し書いていけたらと思います。

そもそもなぜスポーツ栄養の勉強を始めたかというと自分の母校、卓球部の栄養管理をしてみたいというのがひとつと、あとはこれからの将来スポーツ栄養で仕事できないかなと思ったからです。

 

加えて最近、自分が尊敬するスポーツ栄養士「河南こころ」さんとお食事させていただく機会がありそれに触発された部分もあるかなと思います。

 

では実際、病院栄養士とスポーツ栄養士何が違うかというと、大前提として病院栄養士は元気がない患者さんを助けるのが仕事ですが、スポーツ栄養士は元気な人達のパフォーマンスを上げるところが大きく違うのかなと思います。

 

河南さんのお話しを聞かせていただいて思ったのは栄養の細かいところまで気を配ってらっしゃるなと思いました。

自分だけかもしれませんが病院の栄養士は「とにかくどんな手段を使ってでも元気になってもらう」もっとざっくりというと「元気にさえなればあとはいい」という感覚です。

しかしスポーツ栄養では疲労回復や骨折予防・治療のためのビタミン・ミネラルにまで気を配っているのだなというのが分かりました、ここが自分には足りないところかなと思います。

 

栄養指導の部分でも自分は炭水化物、たんぱく質、脂質を中心に説明しますが、スポーツ栄養の場合は牛乳、果物の部分も大事にしていました

 

スポーツ栄養のレシピや出来上がった食事もチェックしているのですが、牛乳、果物は必ず入っていてカルシウム、ビタミン系に気を配っているのがわかりました。あと気付いたのが病院では定番の魚料理が少なく、さらに煮物料理も少ないのが感覚的に感じました。これはスポーツをされる方に好まれる料理を中心にしている証拠で揚げ物、焼き物、炒め物が多く華やかな料理が多いなと思いました。当たり前のことなのですがこの辺は少しカルチャーショックを受けた感じがしました。

 

また、あまり知らなかったのが「食べるタイミング」です、病院では3食しか食べないですがスポーツの世界ではこまめに必要な栄養をとることをマストとしていて、練習・試合に入る前に糖質補給、試合後においても疲労回復目的としておにぎりなどの炭水化物をとるのはなるほどと思いました。たんぱく質も同様で身体を大きくするためにいかに食べるかという「足し算」の世界なのだなと思いました。

 

結構スポーツ栄養の本を読んだのですが「究極の食事はバランスの取れた食事」というところは病院栄養と変わっていないのでそこは少しほっとした感じです。ただ、根本の味付けは同じですが細かい味付けが違うところは勉強しないといけないと感じています。

 

あと20年病院栄養士として勉強して結構知っているつもりでしたが全く未知の世界だったのがもうひとつあります、それが「女性の身体」の分野です。自分は男というのもあるしある意味タブーな領域なのかなと思いましたが、女性アスリートのパフォーマンスを上げるには女性の身体を知らないといけないことを痛感させられました。でも実際、おっさんが若い女の子にデリケートな部分を把握するのは難しいよなと思っている今日この頃、そういう場面になったらどうしようか今も模索中です。

 

今回は以上です最後まで読んでいただきありがとうございます。

もう少し勉強してみてまた違う景色が見えてきたらアップしたいと思います。

 

ではでは

 

take